ガレージは鋼板製の組立保管庫と違って建築工事として作るため、実物が事前に確認できない。そこで、ガレージ作りを失敗しないために、バイク好きな設計士よりアドバイスさせていただく。
・依頼先
小回りの利く工務店が良いだろう。ただし、担当者がバイク好きで、できれば大型車を所有している等バイクの動静が分かっていることが前提だ。
・敷地
どこに設置するかの検討である。道路からバイクをどうアプローチさせるかでガレージの向きが自ずと決まってくる。
・道路と敷地の高低差
とても重要だ。重たいバイクをどうすれば無理なく格納させられるかを考えるのである。スロープの傾斜を緩くするための方法を考える。
・広さ
どの程度の広さが必要であるのか。10㎡以下であれば建築確認申請が不要(準防火地域・防火地域・更地を除く)のため金額を抑えられる。
・10㎡以下
ここでは丁度良い広さのガレージ作りでアドバイスする。10㎡というより6畳間といえば分かりやすいだろう。そこでこの10㎡を四角にするか横長にするか縦長にするかである。これは格納したいバイクの長さを考慮して決定する。ハーレーなど超大型バイクでトップボックスを含めた長さが2.7m近くあるタイプだと四角の3.16m×3.16mまたは縦長の2.73m×3.64mだ。
一般的な国産車であれば長さは2.3m程度なので横長の3.64×2.73でも良いだろう。とにかくどんな大きさのバイクを入れたいのかが重要なのである。作ったはいいがバイクが入らないでは目も当てられない。
・水返し
バイクの出入り口の段差である。アプローチ(スロープ)から水が入り込まないように水返しという段差をつけるのだが、ここの高さは15mmもあれば十分だ。一般的な30mmではバイクには高すぎて乗り入れにとても苦労させられる。
以上、ざっとバイクガレージ作りのポイントをまとめてみた。参考にしてほしい。
あとは、外観・シャッターや窓・色・電気設備など一般的なものの打合せをすればよいのである。