今から五年前、ふとスーパーカブが欲しくなりヤフオクで90ccのHA02を4万円で落札した。
その頃私はホンダVFR800で近くの川根路や伊豆周辺を闊歩していた。大型バイクの爽快感、威圧感を肌で感じる中、小さなバイクへの思いが沸々とわいてきたのである。それは以前からバイク好き達と参戦している「カブカップ」という、ホンダスーパーカブを限定した富士スピードウェイで開催されるレースでカブの魅力に取りつかれたからである。(カブカップについては後日ブログにアップします。)
落札したスーパーカブをはるばる大阪まで迎えに行く。初対面の感想は、うわっ(´;ω;`)ウゥゥやっちまった~(´;ω;`)ウゥゥ 全くエンジンもかからずボロボロ。それでも家で夜なべしてコツコツコツコツ分解・磨き・部品交換・カスタムを経て走り出した時の感動は、今でも覚えている。
スーパーカブのどこが楽しいのか?真っ先に言えるのは、パワーがない事。大型バイクはパワーが半端なくあるため、アクセル全開で疾走すれば死んでしまう。パワーを使い切れない。ところが、スーパーカブはとても非力なのでアクセルは常に全開でチャレンジできる。街中以外であれば、常にレースをしているのと同じ感覚で疾走できるのだ。もちろん追い越しもできる。
先頃、タイヤの極太化とアルミリムへの交換、テールライト、ウインカーの交換などちょっとした自分流のカスタムを楽しんだ。(下記YouTubeをご覧ください!)ますます愛着が増しているのは言うまでもない。
大排気量のバイクの爽快感も味わいながら、スーパーカブでのチャレンジ感も味わえるなど贅沢なバイク人生である。